こんにちは。はりきゅうルーム岳 代表の大石です。
「声が出しにくい」「声がこもる」「以前より声が通りにくくなった」そんな変化を感じていませんか?
声の出しにくさというと、声帯の問題を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、声は声帯だけで作られているわけではありません。鼻の奥からのどにかけての状態も、声の響きや出しやすさに関係しています。
今回は、声の出しにくさと「上咽頭炎」の関係について、できるだけ分かりやすくお話しします。
上咽頭炎とは?
上咽頭とは、鼻の奥からのどの上部につながる部分です。呼吸をすると空気が通る場所であり、外から入ってきた異物などに対する防御にも関わっています。
この上咽頭に炎症が起こった状態が「上咽頭炎」です。
上咽頭炎になると、鼻の奥の違和感、のどの痛みや異物感、後鼻漏、咳などの症状が現れることがあります。炎症が長引くと、慢性的な違和感につながることもあります。
上咽頭は声を響かせる場所
私たちが声を出すとき、声帯が振動することで「声のもと」となる音が作られます。
その音が、口や鼻、のどなどの空間を通ることで響きが加わり、私たちが普段聞いている「声」になります。
特に鼻やその奥の空間は、声を響かせる共鳴腔の一部として働いています。そのため、鼻や上咽頭の状態が変化すると、声の響き方にも影響することがあります。
なぜ上咽頭炎だと声が出しにくいのか?
上咽頭に炎症が起こると、粘膜が腫れたり、分泌物が増えたりすることがあります。
すると、鼻の奥が詰まったような感覚が生じたり、鼻からの空気の通りが悪くなったりすることで、声の響きが変化する場合があります。
また、上咽頭炎に伴って後鼻漏や咳、のどの違和感があると、声を出すこと自体が負担に感じられることもあります。
ただし、声が出しにくい原因は上咽頭炎だけではありません。声帯の炎症やポリープ、逆流性食道炎など、さまざまな原因が考えられます。声のかすれや出しにくさが長く続く場合は、耳鼻咽喉科で声帯を含めた状態を確認することが大切です。
鍼灸でできること
鍼灸では、上咽頭そのものに直接鍼をするのではなく、首や肩、背中などの筋肉の緊張や、自律神経の状態など、身体全体をみながら施術します。
声を出すためには、のどだけでなく、首や肩、胸郭周辺などの状態も関係します。これらの緊張を整え、呼吸がしやすく、身体がリラックスしやすい状態をつくることで、声の出しにくさや上咽頭炎に伴う不調の改善をサポートします。
「声を出すとすぐ疲れる」「のどに力が入りやすい」「声が出しにくい状態が続いている」という方にも、お身体の状態に合わせて施術を行います。
まとめ
声の出しにくさは、声帯だけではなく、鼻や上咽頭などの状態が関係している場合があります。
特に、鼻の奥の違和感や後鼻漏、のどの不快感と一緒に声の出しにくさを感じている場合には、上咽頭の状態にも目を向けてみましょう。
症状が長引いている場合は、まず耳鼻咽喉科で原因を確認することが大切です。そのうえで、鍼灸によって首や肩、呼吸に関わる身体の緊張を整え、症状の改善をサポートすることができます。
「声が出しにくいのが気になる」「のどや鼻の違和感もある」という方は、はりきゅうルーム岳にぜひ一度ご相談ください。
この記事の執筆者
| 代表 大石 竜也 はりきゅうルーム岳 代表 国家資格:はり師・きゅう師(国家資格) アスレティックトレーナー(国家資格) JSメソッド認定鍼灸師 Re Voiceメソッド認定鍼灸師 「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note |
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はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。
医師監修
| 黒崎 成男先生 所属学会 資格: 日本精神神経学会専門医・指導医 日本栄養精神医学会 ▶︎Quora |
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