ツボで後鼻漏を改善しよう!

こんにちは、はりきゅうルーム岳 代表の大石です。

今回は「後鼻漏(こうびろう)」と、ツボを使ったセルフケアについてお話しします。

後鼻漏とは?

症状の該当箇所のイラスト

後鼻漏とは、鼻や副鼻腔でつくられた分泌物が、鼻の前方ではなく鼻の奥から喉へ流れる状態を指します。

鼻水は通常、気づかないうちに喉へ流れて自然に飲み込まれています。しかし、鼻の分泌物が増えたり、粘り気が強くなったりすると、その流れを強く感じることがあります。

後鼻漏は、アレルギー性鼻炎、風邪、副鼻腔炎など、さまざまな鼻の疾患に伴って起こることがあります。

症状

代表的な症状は、鼻水が喉へ流れる感覚です。

そのほかにも、

  • 喉に何かが付着しているように感じる
  • 頻繁に咳払いをする
  • 痰が絡んでいるように感じる
  • 喉の違和感や不快感がある
  • 慢性的に咳が出る

といった症状につながる場合があります。

特に横になると分泌物が喉へ流れやすくなるため、就寝時や起床時に症状を強く感じる方もいます。

セルフケア

今回は「中府(ちゅうふ)」というツボを使ったセルフケアをご紹介します。

中府は、胸の前側にあるツボで、鎖骨の外側の下方に位置します。鎖骨の外側から指2本分ほど下を目安に、押すと軽く痛みを感じる場所を探してみましょう。

ツボを見つけたら、指で軽く痛いと感じる程度の強さで押します。

その状態で、鼻から3秒かけてゆっくり息を吸い、口から7秒かけてゆっくり息を吐きます。これを2回繰り返します。

ツボを強く刺激しすぎたり、呼吸を無理に長くしたりする必要はありません。痛みが強い場合や気分が悪くなる場合は中止してください。

鍼灸でできること

  • 施術の写真
  • 施術の写真

鍼灸では、後鼻漏という症状だけを見るのではなく、鼻・喉の状態や呼吸、首や肩まわりの緊張などを確認し、全身の状態に合わせて施術を行います。

東洋医学では、症状が現れている場所だけでなく、身体全体のバランスをみながらツボを選択します。

ただし、後鼻漏の背景にはアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの疾患が隠れている場合もあります。症状が長期間続く場合や、発熱、強い痛み、血の混じった鼻水などがある場合は、まず耳鼻咽喉科などの医療機関を受診しましょう。

まとめ

後鼻漏は、鼻や副鼻腔の分泌物が喉へ流れることで、喉の違和感や咳払いなどを引き起こすことがあります。

今回ご紹介した中府への刺激とゆっくりした呼吸は、自宅で手軽に取り入れられるセルフケアの一つです。

症状が気になる方は、まずご自身の身体の状態を知ることが大切です。

はりきゅうルーム岳では、お一人おひとりの症状や身体の状態を確認しながら施術を行っています。後鼻漏や鼻・喉の不快感でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

代表 大石 竜也
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora
 

上咽頭炎・後鼻漏について詳しくはこちら

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