上咽頭炎に有効!胸鎖乳突筋を伸ばそう!

こんにちは、はりきゅうルーム岳 代表の大石です。

今回は「上咽頭炎には胸鎖乳突筋ストレッチ」というテーマでお話しします。上咽頭炎による、のどの違和感や痛み、鼻の奥の不快感、後鼻漏などが続くと、日常生活でもつらく感じることがあります。こうした症状がある方は、首や肩の筋肉が緊張していないかにも注目してみましょう。

上咽頭炎とは?

症状の該当箇所のイラスト

上咽頭は、鼻の奥からのどにつながる部分で、気道の一部として呼吸に関わるほか、粘膜による防御機能を担っています。

上咽頭の粘膜に炎症が生じると、のどの違和感、痛み、鼻づまり、後鼻漏などの症状がみられることがあります。急性の炎症だけでなく、慢性的に症状が続くケースもあります。

上咽頭炎そのものに対する治療は、原因や症状に応じて耳鼻咽喉科などで適切に行うことが基本です。そのうえで、首周りの筋緊張を整えることも、身体のコンディションを整える一つの方法です。

胸鎖乳突筋ストレッチ

胸鎖乳突筋は、首の左右にある大きな筋肉です。耳の後ろにある乳様突起から、鎖骨や胸骨につながっており、首を回したり、傾けたりする動作に関わっています。

スマートフォンやパソコンの使用などで頭が前に出る姿勢が続くと、胸鎖乳突筋に負担がかかり、緊張しやすくなります。

  1. ストレッチを行う際は、背筋を伸ばして座ります。
  2. 右側を伸ばす場合は、顔をゆっくり左上へ向け、右の首の前側が伸びる位置で20~30秒程度キープします。
  3. 反対側も同様に行います。

首に痛みや違和感が出る場合は無理をせず、気持ちよく伸びる範囲で行いましょう。

胸鎖乳突筋が柔らかくなると

胸鎖乳突筋を含む首周囲の筋肉の緊張がゆるむことで、局所の血流や筋肉の柔軟性を保つことにつながります。

首周囲の筋緊張が強い状態では、姿勢や頭部の位置にも影響し、首・肩への負担が増えることがあります。ストレッチによって筋肉の緊張を整えることで、首や肩のこり、動かしにくさの軽減が期待できます。

ただし、胸鎖乳突筋のストレッチだけで上咽頭炎の炎症が治るわけではありません。上咽頭炎への直接的な治療とは分けて考え、身体のコンディションを整えるセルフケアとして取り入れることが大切です。

鍼灸でできること

  • 施術の写真
  • 施術の写真

鍼灸では、胸鎖乳突筋だけを見るのではなく、首・肩・背中などの筋緊張や姿勢、全身の状態を確認したうえで施術を行います。

筋肉の過緊張がみられる部分に鍼や灸を用いて刺激を加えることで、筋緊張の緩和や局所の血流改善を図ります。

上咽頭炎に伴って首や肩のこり、頭の重さなどを感じている方は、首周囲の状態を含めて身体を整えることが重要です。

まとめ

上咽頭炎でのどや鼻の奥の不快感が続いている方は、首や肩の緊張にも目を向けてみましょう。

胸鎖乳突筋ストレッチは、自宅で手軽に行えるセルフケアの一つです。無理のない範囲で継続し、首周囲の筋肉を柔らかく保つことを意識してみてください。

はりきゅうルーム岳では、お一人おひとりの身体の状態を確認しながら、鍼灸によるケアをご提案しています。上咽頭炎に伴う首・肩のこりなどでお悩みの方は、ぜひご相談ください。

この記事の執筆者

代表 大石 竜也
はりきゅうルーム岳 代表
国家資格:はり師・きゅう師(国家資格)
アスレティックトレーナー(国家資格)
JSメソッド認定鍼灸師
Re Voiceメソッド認定鍼灸師
「耳鼻科のお役立ち情報ブログ執筆中」▶︎note

はりきゅうルーム岳 代表として臨床の最前線に立ちながら、YouTubeチャンネル登録者数50万人超の発信活動も統括。
科学的根拠と臨床経験に基づく独自メソッド「JSメソッド」「Re Voiceメソッド」の認定鍼灸師として、耳鼻科領域の施術に取り組んでいる。

医師監修

黒崎 成男先生
所属学会 資格:
日本精神神経学会専門医・指導医
日本栄養精神医学会 ▶︎Quora
 

上咽頭炎・後鼻漏について詳しくはこちら

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